Message人事担当者からのメッセージ
JAは「地域の農業や地域の人々のくらしを守る」ことを目的にした、「農家や地域の人々」の集まりです。つまり、地域
に住む一人ひとりのくらしを支えるためにJAは事業を運営し、さまざまな取り組みをしています。
JAは「農業協同組合」ですから、JAがいちばん大切にしているのは「農業」です。農業の生産力を高める、農家の収入
を増やす、地域の農業をより元気にすることは、もちろんJAの大切な役割です。そしてJAは、この「農業」を広い意味
での「農」、たとえば田んぼや畑などの農地、日ごろ私たちが口にする食べ物、農村のくらしや、環境なども含めた広い意味
でも考えています。
農業をするためには農産物の種や肥料・農薬、農業機械を買うための資金がいります。くらしに必要なモノを買ったり、い
ろいろな食べものを買う日々のお金も必要ですし、子どもが学校にいく教育費も貯めておかなくてはなりません。農作業中
の事故や、地震・火事などの自然災害、交通事故に遭うこともありますから、それに備えて保険に入ることも必要です。ま
た、農産物の栽培の方法、家畜の育てかた、家計簿のつけかた、くらしかたのアドバイスも必要です。どれひとつ欠けても
農家はしあわせにくらしていくことはできません。このような組合員の「くらし全体」を支えるために、JAではさまざま
な事業や取り組みをしているのです。
そして今、JAは農家だけではなく、地域のみなさんと深く関わり、地域のくらしをより良いものにしようと頑張っていま
す。こうしたJAが大切にしていることを、組合員や地域のみなさんとで共有して、「かけがえのない農を守り、育み、農
業や食の大切さを一人でも多くの人にしってもらうこと。このことを通して、住みよい地域社会をつくろう」ということを
目指しています。
私達の仕事は、日本の農業の基盤を支えるというおもしろさや やりがいを共有でき、また前向きに自分を成長させていく意
欲を持った人材に大いに期待しています。